生まれ月に縁のあるものを、待ち受けに取り入れたい。

その考え方には、古い裏づけがあります。誕生花も誕生石も、生まれた時期とその人を結びつけるという発想から生まれました。

ただし、復縁の待ち受けとして使う場合には組み立て方があります。先にそこを説明します。

誕生月は「主役」ではなく「彩り」

結論から書きます。

誕生月だけで待ち受けを決めることは、おすすめしません。

理由は単純です。誕生月は変わりませんが、状況は変わるからです。

音信不通のときと、連絡が再開したときでは、必要なモチーフが違います。別れて一か月と三年でも違います。復縁を願う気持ちはひとつでも、その中身は段階によって変わっていきます。

生まれ月は一生変わらないので、段階に追随できません。

ですから、こう組み立てます。

  • 主役のモチーフは、今の状況から選ぶ
  • 誕生月は、そこに添える彩りとして使う

この順序であれば、生まれ月の縁を活かしながら、今の段階にも合わせられます。

月ごとの誕生花と誕生石

日本で広く知られているものを挙げます。誕生石は国や団体によって指定が異なり、誕生花は流派によってさらに幅があります。ここでは代表的なものです。

| 月 | 誕生花 | 誕生石 | |---|---|---| | 1月 | スイートピー | ガーネット | | 2月 | フリージア | アメシスト | | 3月 | チューリップ | アクアマリン | | 4月 | 桜 | ダイヤモンド | | 5月 | すずらん | エメラルド | | 6月 | バラ | パール | | 7月 | ゆり | ルビー | | 8月 | ひまわり | ペリドット | | 9月 | りんどう | サファイア | | 10月 | コスモス | オパール | | 11月 | 菊 | トパーズ | | 12月 | ポインセチア | ターコイズ |

誕生月の色を、どう添えるか

彩りとして使うとは、具体的にどういうことか。

たとえば——九月生まれの方が、音信不通で青いモルフォ蝶を選んだ場合。

主役は蝶です。さなぎという沈黙の時間を経て、まったく違う姿で空へ出ていく。これは状況から決まります。

そこに、九月のりんどうの青紫と、サファイアの深い青が重なります。蝶の構造色である青と響き合い、画面全体が一つの色調にまとまります。

もうひとつ例を挙げます。六月生まれの方が、関係を戻したくてローズクォーツを選んだ場合。

主役は石です。硬い鉱物でありながら、色はどこまでもやわらかい。この矛盾した性質が、「かたくなになった心のなかにも、やわらかい部分は残っている」という願いに重ねられてきました。

そこに六月のバラパールが加わります。淡い紅と真珠の光沢が、石のやわらかさをさらに際立たせます。

主役が意味を担い、生まれ月が色を担う。 この分担が、いちばん無理のない組み立てだと考えています。

誕生花そのものがモチーフになる場合

なお、誕生花のいくつかは、それ自体が復縁の象徴として語られてきました。

4月生まれ|桜

桜は散ることで知られる花ですが、同時に必ず翌年また咲く花でもあります。日本人が桜に特別な感情を抱いてきたのは、その儚さだけでなく、確実に戻ってくるという約束の部分です。

四月生まれの方は、桜と藤というモチーフそのものと縁が深いことになります。藤は古くから縁結びの花とされ、花言葉には「決して離れない」があります。

マンネリや気持ちの冷めが原因で別れた方に向くモチーフです。

桜と藤について詳しく見る

5月生まれ|すずらん

すずらんは、フランスで五月一日に贈り合う習慣があり、幸運をもたらす花とされてきました。うつむいて咲く小さな花で、控えめな佇まいのまま強い香りを持ちます。

派手に主張せず、それでも確かに存在を伝える。静かに待つという姿勢と重なります。

10月生まれ|コスモス

コスモスは秋に咲き、風に揺れながらも倒れにくい花です。細い茎でしなやかに揺れ、また戻る。

この「揺れても戻る」性質は、大樹と光の考え方と通じます。揺らいでも倒れないというしるしです。

誕生石を実物で持っている方へ

すでに誕生石をお持ちの方は、待ち受けとあわせて身につけると相乗するといわれます。

これはローズクォーツの使い方として伝えられてきたことですが、誕生石でも同じように考えられます。

身体を使う行為と、毎日目にする画像。 この二つが結びつくと、意味が深く定着すると言われます。指輪に触れたときに待ち受けを思い出し、待ち受けを見たときに指輪を思い出す。

ただし、新たに買い求める必要はありません。 持っている方はどうぞ、という程度にお考えください。

相手の誕生月ではなく、自分の誕生月を

よくいただく質問なので、書いておきます。

待ち受けには、自分の誕生月を使うことをおすすめします。

相手の誕生月を使いたくなる気持ちは分かります。相手に近づきたい、相手を思っていたい。

けれど実際には、相手に意識が向きすぎるという副作用が出やすいようです。相手の誕生石を眺めているうちに、相手が今どうしているかを考え始め、SNSを確認してしまう。

待ち受けが果たすべき役割は、確かめたくなる衝動を抑えることです。相手の要素を強く入れると、この役割と逆方向に働きます。

自分の生まれ月の色を身にまとって、静かに待つ。この形をおすすめします。

誕生日に設定するという使い方

誕生月に関連して、もうひとつ。

自分の誕生日を、始点として使う方法があります。

待ち受けは設定した瞬間に何かが起きるものではなく、毎日目にすることで少しずつ考え方の土台が変わっていくものです。だからこそ、いつから始めたかを覚えていることに意味があります。

誕生日は、忘れようがない日です。「去年の誕生日から」と言えれば、一年後に振り返れます。

なお、相手の誕生日に連絡するという使い方については、慎重にお考えください。口実として自然で送りやすい日ではありますが、返事が来なかったときの落胆も大きい日です。返事がなくても平気でいられる状態のときに送るほうが、結果的にうまくいきやすいと考えています。

あなたの状況と、生まれ月から

このサイトの診断では、12番目の質問で誕生月をうかがっています。

主役のモチーフは、別れた経緯・経過した時間・今の連絡状況・一番に望んでいることから選びます。そこに、あなたの誕生月の誕生花と誕生石の色を重ねて一枚を描き起こします。

生成される画像はあなたのためだけに作られ、他の誰とも重複しません。

なお、待ち受け画像は気持ちを整えるためのものであり、復縁の成就を保証するものではありません。